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「怖い絵」展 [アート]

兵庫県立近大美術館で、視覚的な怖さだけでなく、隠された背景を知ることで判明する恐怖まで、「恐怖」をテーマに約80点の西洋絵画・版画が展示されます。
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作家でドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した「怖い絵」でも紹介され、日本初公開となるポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》は本展最大の注目作。

他にもターナー、モロー、セザンヌなどヨーロッパ近代絵画の巨匠による"怖い"作品が登場。「この絵はなぜ怖い?」その怖さを読み解くヒントとともに絵画が鑑賞できます。暑い夏を涼しく過ごすために、是非お出かけ下さい。

開催日時:7月22日(土)~9月18日(月・祝)
     ※月曜休館(9月18日は開館)
     10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場は閉館30分前まで

開催場所:兵庫県立美術館
     神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1

料金:【前売券】一般:1,200円/大学生:800円
   【当日券】一般:1,400円/大学生:1,000円/70歳以上700円
    ※高校生以下無料

詳細はこちらをご覧下さい。

特別展「手塚治虫展」 [アート]

『鉄腕アトム』などの代表作をはじめ、手塚治虫が生涯に手がけた膨大なマンガとアニメーションの中から
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厳選した原画・映像・資料・愛用品を約150点展示し、彼の創作の歴史と、作品に込められたメッセージの数々を紹介するという特別展が開催されます。

50代中頃から描いた戦争を主題にした代表作『アドルフに告ぐ』(『週刊文春』連載)には、神戸の北野が重要な舞台のひとつとして登場します。本展覧会・神戸特別版として、手塚が描いた北野にも注目ですね。

開催日時:7月8日(土)~8月31日(木)10:00~17:00(入館は16:30まで)

開催場所:神戸ゆかりの美術館
     神戸市東灘区向洋町中2-9-1(六甲アイランド)

料金:【前売り】一般800円、大学生600円、高校生400円、小中生300円
   【当日券】一般1000円、大学生750円、高校生550円、小中生400円

詳細はこちらをご覧下さい。

夢二ロマン~神戸憧憬と欧米への旅 [アート]

大正モダン・昭和ロマンと呼ばれる時代のノスタルジックな作風の人々に愛される画家・竹久夢二。これまでに公開の機会の少ない作品群が並びます。
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夢二にとって思い出深い最後の旅となった欧米でのスケッチ・素描画を中心に、日本で描かれた肉筆画・オリジナルの港屋版画・書簡などを浮世絵収集家としても著名な中右瑛氏のコレクションより厳選して展示されます。

夢二ロマン~神戸憧憬と欧米への旅
開催日時:2017年4月15日(土)~6月25日(日)
     10:00~18:00(入館は17:30まで)

開催場所:神戸ファッション美術館
     神戸市東灘区向洋町中2-9-1

料金:一般:500円(400円)/小・中学・高校生・65歳以上:250円(200円)
   ※( )内は30名以上の団体料金

詳細はこちらをご覧下さい。

企画展「からくり人形~西洋と日本~」 [アート]

19世紀後半に西洋で盛んに制作された「オートマタ(自動人形)」や、日本で独自に発展した「江戸からくり」の他、現代の作家が製作した様々な種類のからくりの実演が楽しめる、企画展が開催されます。
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1日7回の実演では実際に動く様子を見るだけではなく、歴史や仕組みについても紹介されます。現代製のからくりは、からくりにオルガンが組み合わされたものなどを使用し、からくりの動きだけではなく、オルガンの演奏も楽しむことが出来ますよ。

「からくり人形~西洋と日本~」
開催日時:2016年12月26日(月)~2017年3月1日(水)
     10:30~16:30の毎時30分から
     1日7回(各回約15分間)

開催場所:六甲オルゴールミュージアム
     神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145

料金:入館料のみで鑑賞可能

企画展「からくり人形 ~西洋と日本~ 」公式サイト

どんな催しなのか、昨年の紹介動画がありますので、ご覧ください。

盲目のカメラマンが撮影した写真 [アート]

リオデジャネイロ・パラリンピックももうすぐ閉会を迎えますが、このパラリンピックの中で、選手ではない一人のカメラマンが注目されています。
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彼の名前はジョアン・マイア(Joao Maia)。
現在41歳になるマイアさんは、28歳のとき、目の炎症の一つであるブドウ膜炎にかかって失明し、視力は一年をかけて衰えていき、やがては近くで見て色と輪郭を判別するのが精一杯という状況です。

しかし、彼は心で見てカメラを向けます。
「写真で大切なのは感性です。写真を使えば、自分が認識している世界、物の見え方、感じ方を描き出すことができる。これは奇跡のようなことだと思います」と語ります。

今回も、片手にカメラ、片手に杖を携え、マイアさんはパラリンピックの会場に姿を現し、ほかのスポーツカメラマンの輪に加わります。

そして、彼には代わりの「目」と呼ぶ人たちの助けも欠かせません。その2人、レオナルド・エロイコ(Leonardo Eroico)とリカルド・ロハス(Ricardo Rojas)は、携帯電話のカメラを使ったアート写真をPRする組織、「モブグラフィア(Mobgrafia)」のメンバーで、マイアさんともう一人、車いすの写真家が、このモブグラフィアの勧めでパラリンピックの写真集を制作しています。

実は、彼自身もパラリンピック出場を目指した時期があったそうですが、選手たちのレベルはあまりにも高かったとか。今は郵便局からの給付金で暮らしながら、スポーツこそが「僕にとってすべて。今はカメラを使ってそれを追う毎日」という生活を送っています。

そんな彼にも次の目標も決まっています。「少なくとも、夢ではあります」と、2020年の東京パラリンピックに向けて前向きです。他の写真も見たい方は、彼のInstagramをご覧下さい。
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リオデジャネイロ・パラリンピック、陸上女子走り幅跳び(F44)で優勝を飾って歓喜するマリー・アメリー・レファー。ジョアン・マイア撮影(2016年9月9日撮影)。(c)AFP/Joao Maia

松本零士・牧美也子 夫婦コラボ展 [アート]

「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」などの漫画が大ヒットした松本零士さんと、「マキの口笛」や「銀のかげろう」などの漫画を経て、創出したキャラクターをモデルに、日本のファッションドール「リカちゃん」が製作発売されたという経歴をお持ちの牧美也子さん。このお二人はご夫婦です。

そんなお二人のコラボ展が神戸で開催されます。
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直筆原画や漫画原稿、セル画、出版物、写真資料など、約250点の作品が公開されます。

日本の少年少女に大きな影響を与えたイメージの実物を見れるチャンスです。
是非、お出かけ下さい。

松本零士・牧美也子 夫婦コラボ展
日時:2016年9月10日(土)~11月20日(月) 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(ただし、9月19日、10月10日は開館)、9月20日(火曜)、10月11日(火曜)
   
会場:神戸ゆかりの美術館
   兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1

料金:一般900円、高大生700円、小中生400円

松本零士・牧美也子 夫婦コラボ展 チラシ(表)
松本零士・牧美也子 夫婦コラボ展 チラシ(裏)

エクセルだけで描く風景画が凄い! [アート]

表計算やグラフ作りに使われる定番ソフト「エクセル」の図形描画(オートシェイプ)機能だけを使って、見事な風景画を描き出す達人がいます。群馬県館林市の堀内辰男さん(76)です。
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会社員時代に培った技術者魂で、16年かけて独自の「超絶技巧」を編み出してきて、半端なく見事な作品を次々と公開されています。

エクセルだけって、信じられない細かい作業を積み重ねておられるんですが、これも「技術者魂」なんですね。何でも展示会に出展した作品が、「綺麗だけど面白みが無い」と言われ、試行錯誤を繰り返しながら、次の作品で黙らせたというほどですから、お見事です。

また、初心者にも描けるように描き方をホームページで惜しみなく公開されています。頂点を極める方は、出し惜しみをしないんですね。私も細かい作業は嫌いじゃないので、やってみたくなりました。

ではこちらに作品が公開されていますので、どうぞご覧下さい。

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